【ありがとう!子育て通信】47号~「自己肯定感・主体性を育む」 〜ありがとう! 子育てワークショップの場合(1)〜
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教育政策ラボラトリ【ありがとう!子育て通信】
No.046 2014年10月16日発行
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度重なる自然災害により各地で被害が報告されています。
被害を被った方々の一日でも早い回復をお祈りします。
みなさんの地域ではいかがですか?
小さなお子さんを持つ場合などはもしもの時のシミュレーションが
必要かもしれませんね。
さて、秋です。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、
いいですよねえ。
近くの小学校では保護者が交代で、朝の読み聞かせをしています。
それで、子どもたちに聞いてみました。
「読書タイムって楽しみ?」
「うん、父ちゃんや母ちゃんが 来るから、とっても楽しみ!」
だそうです。
それでは、今週も【ありがとう子育て通信】
お届けします!
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—- もくじ——————————
1.今日のエッセー
「自己肯定感・主体性を育む」
〜ありがとう! 子育てワークショップの場合(1)〜
2.ワークショップスケジュール
HPにて動画公開中!
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●◇●−−1.今日のエッセー
「自己肯定感・主体性を育む」
〜ありがとう! 子育てワークショプの場合(1)〜
「ありがとう!子育てワークショプ (キッズ版)」は、
2、3歳から小学校低学年の子どもを、育てている保護者を対象としています。
トレーニングは 3 つの要素で構成 されています。
第1に、保護者の自己肯定感を高めるための演習
第2に、行動分析学に基づく子育てスキルトレーニング
第3に、子育てサークルのスタート準備です。
ここでは、第1の要素である「保護者の自己肯定感を高める演習」
について説明します。
養育者自身の自己肯定感が高められることが、
子どもの自己肯定感が育まれるための前提となります。
自信がなくて、自分を責めてばかりいる親が、
子どもに肯定的な言葉をかけて承認することは難しいのです。
そこで、
ペアレントトレーニングの最初の項目として親自身が
まず自分を肯定するための演習を配置しています。
本来なら配偶者や家族や地域の人から、
「あなたは頑張っているね」
というような 肯定的メッセージを、言葉や行動や態度で示されるのが
自然なのですが、多くの若い親たちは孤立しています。
虐待する親は、たいがい家族や親族や職場や地域から孤立しています。
虐待していない親でも、自己肯定感が高められるような環境にいる人は
少ないのです。
子育てが未経験の親には特に励ましてくれる人が必要なのに、
自分が親になるまで乳幼児と接した経験がなく、
また育児のモデルとなる人が身近におらず、
さらに、気軽に相談できる相手もなく、その上、夫は子育てに無関心
などというケースは珍しくありません。
孤立した状況の中で、孤独を感じたり、困惑したりしている母親は
多いのです。
「子育ては出来て当たり前だし特にほめられるようなことではない」
と、周囲の者たちだけでなく、親自身も思い込んでいる節があります。
そのため、同じ痛みを知る保護者同士が互いを承認することで、
協力して自己肯定感を高めあう機会を設けることができるので
はないかと考えました。
*次回、
親同士が承認し合い、自己肯定感を高めて行くワークショップの
具体的な内容を御紹介します。
ご期待ください。
**なお、ワークショップの内容は、すでに当ラボラトリのウェブサイト
から動画を視聴することができます。
下記動画サイトからご覧下さい。
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2.ワークショップスケジュール
★11月7日(金)午後7時半〜9時
ありがとう!子育てワークショップ(ティーンズ版)
@尾倉市民センター:北九州市八幡東区
★11月13日(木)午前10時〜正午
ありがとう!子育てワークショップ(キッズ版)
@尾倉市民センター:北九州市八幡東区
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「ありがとう!子育てワークショップ」
動画HPで公開中!━━━
「ありがとう!子育てワークショップ」(キッズ版)」の動画を、
当ラボラトリのウェブサイトから視聴することができるようになりました。
↓↓こちらからご覧いただけます。
http://www.kyoiku-labo.com/movie/
まだご覧になっていない方、是非一度、
ごらんくださいね。(#^.^#)
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※※ 編集後記 ※※
某企業のインターンシップに参加した娘が言った。
「子どもの頃はこの会社の表の顔がとってもすてきに見えた。
でも今、その裏にある半端ない努力を見たらこの会社がもっと
すてきに見えたんだよ」
ですって。
・・・・・・・・・
子育てもそうなんだよなー
(なんくるー)
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