【ありがとう!子育て通信】57号〜「親として(家族として) もっとも大切なこと」パート(2)
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教育政策ラボラトリ
【ありがとう!子育て通信】
No.057 2015年4月16日発行
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お元気ですか?
春。花咲き、風香る季節ですね。
私の住む、南の島では今週末から、村の最大イベント
「ゆり祭り」が始まります。
真っ白なテッポウユリが、なんと、 百万輪!
人口の6倍、3万人余りが来村します。
静かな島がしばし華やぐこの季節、みんな、楽しみにしています。
楽しみ楽しみ。
それでは、今週も【ありがとう子育て通信】お届けします!
—- もくじ————————–
1.今日のエッセー
「親として(家族として) もっとも大切なこと」パート(2)
2.ワークショップスケジュール HPにて動画公開中!
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「親子として(家族として)最も大切なことはなに?」パート(2)
前回、当時5年生の息子との関わりの中で、かけがえのない瞬間を
共有できたたことを書かせていただきました。
少しずつ成長していく息子の、その瞬間の感情や行動にそのまま寄り添うことで、
息子が成長することを体験できたということ、
そして、
その瞬間を共有できたことでなんとも言えない清々しさを感じたということでした。
あれから5年。
今、あの出来事は、私と息子が人生を共に生きた証しの一つ、
家族として生きてきたことの揺るぎない土台となっています。
今は、抱きしめることができないぐらい大きく成長し、どんどん私から離れていく息子です。
人生を共有する時間も少なくなってきています。
(親としてはさびしい)
しかしながら今、
自立に向かってちょっと反抗的に成長する息子に対し、5年前の体験という土台に加えて、
「ありがとう子育てワークショップ」で学んだことを思い出しつつ、
「◯◯しようと思ったお前の 気持ちはわかるけど・・・」
という「共感的表現」の活用により「人生を共に歩めている」という感じがします。
先日、高校のサッカーの練習でクタクタになって帰宅した息子。
妻が明日の予定をたずねると、
「なんどもうるさいな〜」
と横柄な態度で答えていました。
以前なら
「なんだ、その態度は!お前よりも、お母さんの方が早く起きて弁当作っているんだ。
いい加減にしろ!そんな態度ならサッカーなんかやめてしまえ!」
と叱り飛ばして、関係悪化で終わるところでした。
しかしその時は、共感的表現を思い起こし、
「練習疲れでイライラする気持ちはわかるけど、お母さんはお前の弁当を作るために、
朝早くから起きて作っているんだぞ、それなのにその態度はどうかな?」
と言いました。
すると息子は、
「ああ・・・、悪かった」
と、素直に自分の非を認めたのです。
一呼吸置いて、まず子どもの気持ちを表現してから、こちらが言いたいことを話し始めること。
上意下達の指示ではなく、考えさせるような質問の言葉を投げかけること。
以前ならカッとなって、子どもをいらだたせてしまっていた私でしたが、少しずつ、
学んだことを実践し、自分の行動パターンを変えるための取り組みをしていったところ、
それに答えて、子どもの応答も変わってきました。
まだまだギコチナイですが、親のアプローチを変えることで、思春期の子どもとも良い関係を
築くことができるし、そのことが子どもの自立を助けることにつながると確信した出来事でした。
(デュナミスけいし)
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2.ワークショップスケジュール
次号まで お待ちください。
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「ありがとう!子育てワークショップ」
動画HPで公開中!━━━
「ありがとう!子育てワークショップ」
(キッズ版)」の動画を、当ラボラト
リのウェブサイトから視聴することが
できるようになりました。
↓↓こちらからご覧いただけます。
http://www.kyoiku-labo.com/movie/
まだご覧になっていない方、是非一度、
ごらんくださいね。(#^.^#)
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※※ 編集後記 ※※
知人とそのご主人のお見舞いに、病院に行きました。
いつもながら、看護師さんたちのムダのない動きと笑顔の美しさに
感動を覚えます。
4人の子供を育て上げたご夫妻が言いました。
「こんな娘を(看護師さんのこと) 育てた親はどんな人たちかね。
どこで間違えたか、うちの娘 とは大違いだね」
でも、私は、そのお二人の娘さんが、教師となり、子どもたちから
親しまれ、親たちからは感謝されていることを知っています。
子育ての自己採点って、きびしすぎるのかなって思う私でした。
(なんくる)
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