【ありがとう!子育て通信】60号〜「子育ては自分育て」〜
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教育政策ラボラトリ
【ありがとう!子育て通信】
No.060 2015年6月18日発行
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みなさんお元気ですか?
梅雨が明けた沖縄です。
夏至南風(カーチベー)が終わると沖縄の夏の始まりです。
(ヾ; ̄▽ ̄)ヾ暑い暑い
梅雨のあいだに伸びてしまった庭草を刈っていました。
いつもは芝刈り機の音に怯え、ほえまくる隣家の飼い犬が
いやにおとなしい。
見るとあまりの暑さにぐったり。
声をかけるがピクリともしない。
少し心配になってきたその時、ガバッと置き上がって
私には見向きもせず、玄関口へ。
飼い主の車が戻ってきたのです。
シッポを扇風機のように回し、ご主人を迎える忠犬ワン公。
なんとも暖かな空気が吹きぬけていきました。
それでは、今週も【ありがとう子育て通信】お届けします!
—- もくじ————————–
1.今日のエッセー
「子育ては自分育て」
2.ワークショップスケジュール
HPにて動画公開中!
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「子育ては自分育て」
虐待を扱った某番組の中で、優しい母親とみられている
お母さんが告白しました。
「なんで、母親だからって、なんでもかんでも面倒見なきゃ
いけないのかしら。
私だって面倒見てもらいたい、私だってかまってほしいのに。
でも、母親なんだから、やっぱり自分の子どもの面倒はきちんと
見なきゃと思って、精一杯がんばってるんですよ。
でも本音を言うとね、時々、無性にいじわるしたい衝動にかられるんです。
特に大声で泣かれたり、なんど言っても同じことを繰り返されたりするとね。
そして・・・つい・・・」
Y(>_<、)Y
母親の話を聞きながら昔学んだ「反動形成」という言葉を思い出しました。
この心のカラクリは一才の離乳のしつけから始まると言います。
このころ、上の子たちは、お姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんなんだから、
と言われながら育つ。
「甘えたい、でも、もうお姉ちゃんだし」
「妹ばっかりずるい、でも、ぼくお兄ちゃんだから面倒見なきゃ…」
と、憎しみを抑え込み、よい兄よい姉を演ずるようになる。
「ぼくは弟(妹)が好き」
などと平然と言ったりもする。
本当は弟や妹の存在がおもしろくないが、やさしく、面倒見の良い
兄姉を演ずるようになる。
そして、
この時どう支えられ、どんな良い評価を受けてきたかによって、
おとなになってから、同じような場面に遭遇した時の葛藤の深さが
違ってくる。
そんな内容だったと思います。
番組を見終わって思いました。
こういう母親も少なくはないだろうなあって。
お母さんたちには、本音で打ち明けても大丈夫な母親のグループ、
支え合える仲間が必要です。
もし、いなければ、
自分で自分に、言ってあげるのはどうでしょう?
『本当は面倒みたくない』
の自分に焦点を当てず、
『いやだけど、がんばって面倒見てあげている』
の自分に注目して、
自分を正当に評価してあげるんです。
「本当は面倒などみたくないのにみてあげている私はステキ!」
てね。 (* ̄∇ ̄)/゚
子育て中のお母さんたちをもっともっと応援させていただきたいと思いました。
(なんくる)
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「ありがとう!子育てワークショップ」
動画HPで公開中!━━━
「ありがとう!子育てワークショップ」
(キッズ版)」の動画を、当ラボラトリのウェブサイトから視聴することが
できるようになりました。
↓↓こちらからご覧いただけます。
http://www.kyoiku-labo.com/movie/
まだご覧になっていない方、是非一度、ごらんくださいね。(#^.^#)
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※※ 編集後記 ※※
部屋の移動のため、気合を入れて整理整頓に取りかかりました。
次々と出てくる小物たちは、子どもたちが小さかった頃の
なつかしの品々。
ついつい、手に取ると、入れた気合もどこへやら、
懐かしさに時間を忘れてしまう私でした。
ヾ(_ _*)ハンセイ・・・
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↓↓ありがとう!子育てワークショップ
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