【ありがとう!子育て通信】52号~「自己肯定感・主体性を育む」 子育てワークショップの場合(4)~
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教育政策ラボラトリ
【ありがとう!子育て通信】
No.052 2015年1月15日発行
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2015年ひつじ年。
すべり出しはいかがですか?
スタートダッシュを決めた人も
足元を踏みしめつつ、
ゆっくり歩き始めた人も
それぞれのペースで
いい年にしていきましょう。
今年は羊の年。
似た動物にヤギがいますが、
性格は正反対だそうです。
ヤギは言うこと聞かない暴れん坊
羊は群れて草を食むおりこうさん
英語では子どものことを kid なんて
呼ぶそうですが、これはヤギの子。
子羊は lamb だそうです。
あなたのお子さんは
kid ? それとも lamb ?
それでは、今週も
【ありがとう子育て通信】
お届けします!
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—- もくじ——————————
1.今日のエッセー
「自己肯定感・主体性を育む」
子育てワークショップの場合(4)
2.ワークショップスケジュール
HPにて動画公開中!
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●◇●−−1.今日のエッセー
「自己肯定感・主体性を育む」
〜ありがとう!
子育てワークショプの場合(4)〜
子育て通信46号,48号,50号で、
「自己肯定感・主体性を育む」
ための演習内容を3回に分けて
お送りしました。
1)親自身に肯定的メッセージが必要
2)互いに承認し合う
3)ほめることで、良い関係を築く
でした。
今号は、
親の自己肯定感を高めるための
2番目の演習
<宣言すること>
です。
まず、宣言文を作ります。
これは、後で同じ組のパートナーに
読んでもらうためのものです。
内容は、ひな形が用意されている
ので、自分の名前と子ども(たち)
の名前を書き入れるだけで完成です。
<ひな形> m(._.)m
○○○さんが□□□ちゃんを授かったのは、
○○○さんが□□□ちゃんの親として、
世界中の親の中から選ばれたことの
証拠です。
他の親と比較する必要はありません。
○○○さんは、□□□ちゃんの親として
選ばれています。
私たちは、そのことの証人です。
だから、○○○さ んは、□□□ちゃんを
育てることができます。
そして、私たちも○○○さんを応援します。
○ ○○さんは一人ではありません。
子どもが複数いる場合は□□□の
上下の空いたスペースなどを使って
全員の子どもの名前を書き入れます。
そして、宣言するときには、
毎回子どもの名前を入れ替えて、
子どもの数だけ繰り返して
宣言文を読んでもらうようにします。
これも二人組で交互に読みます。
(o^∇^o)ノ
子どもが「授かりもの」であり、
授かったということは
選ばれたということ。
選ばれたということは、
育てることができるということ。
この宣言は、
素直に受け取られますし、
多くの場合、
大きな感動を伴って
親たちの心に染み通るようです。
(━_━)ゝ
十月十日(とつきとうか)の間、
母親の胎内で生命が成長する神秘を、
妊婦は誰でも感じ取っています。
しかし、孤立した環境の中で
子育てにかかわる雑事に
振り回されていると、
その感動が置き去りにされて
しまうこともあるのです。
そのように孤立しがちな
子育て中の親たちに
この宣言は、
再び感動を呼び起こし、
親に力を与えることができます。
一つは、自信です。(* ̄∇ ̄)/゚
それは、世界に一つの生命を生み
育てるという神聖な営みに伴う
垂直的な感覚から生まれます。
わが子を世に送り出すために
選ばれて親とされたという
<垂直の関係>を意識することで、
使命感が生まれ、自信とやる気を
取りもどすのです。
もう一つは、安心です。
(^o^;)
「あなたを応援します」
という言葉により、
孤立しがちな親たちに、
「自分たちには仲間がいる」
という<水平の関係>に期待する
安心感が生まれるのです。
この自信と安心の二つは
子育てに必要不可欠な力であり
失ってはならないものです。
また、この二つがあれば、
子育て中に出会うたいていの困難
に対しても解決の道を見出し、
乗り越えていくことができます。
次回は、この自信と安心を
失わないための具体策について
ご紹介します。
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◇●◇−
2.ワークショップスケジュール
次号までお待ち下さい。
◇●◇—-
「ありがとう!子育てワークショップ」
動画HPで公開中!━━━
「ありがとう!子育てワークショップ」
(キッズ版)」の動画を、当ラボラト
リのウェブサイトから視聴することが
できるようになりました。
↓↓こちらからご覧いただけます。
http://www.kyoiku-labo.com/movie/
まだご覧になっていない方、是非一度、
ごらんくださいね。(#^.^#)
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※※ 編集後記 ※※
年末にギックリ腰を体験しました。
その痛さたるや、表現できません。
う、う、う、う〜ん・・・
てっ、ててて、って、て〜
大晦日から身動きできない生活が
3日間。まさに寝正月。
立場上、病院にお見舞いに行く
機会が少なくありません。
身動きできない方々のお気持ち、
ほんの少しですけれど、
今なら寄り添えるかも…。
(なんくる)
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